皆さん、こちらの数値を見てください。
弥生時代 51分
鎌倉時代 29分
江戸時代 22分
戦前 22分
現代 11分
これ、何の時間だかわかりますか?
この数値、なんと食事にかかる時間なんです(当時の食事を再現し、現代の大学生が食べたときの目安)。
ずいぶんと短縮されてきていますよね。
現代の食生活は、調理方法の進歩や食材の選択によってやわらかいメニューが中心となっています。
こうした食生活は、歯やあごの骨の成長を阻害し、歯並びやかみ合わせに問題をかかえた人を増やしています。
また、消化を悪くし胃腸に負担をかけています。
最近では、噛むことの効果が、次のように明らかになってきています。
効能① 唾液の分泌量の増加
- 唾液に含まれるペルオキシターゼはガンの予防効果があるといわれています。
- 唾液腺ホルモンが骨や筋肉を丈夫にします。
- 口の中の洗浄殺菌。
- 消化の促進。
効能② あごの骨の正常な成長
- よく噛むことによってあごの骨が十分に発達し、歯が並ぶスペースができます。
- 歯並びやかみ合わせがよくなります。
効能③ 情緒の安定
- しっかり噛んで食べる行為はストレスを解消し心身を安定させます。
効能④ 早食いの防止
- ゆっくり噛んで食べると満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぎます。
噛むことによるうれしい効果を4つご紹介しました。全身の健康増進のためにもよく噛んで食事をしましょうね。歯並びや噛み合わせでお悩みの方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。
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