暖かな日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
お勤めの方や学生さんは、新年度開始から約1ヶ月が経過し、落ち着いてきた頃でしょうか。
長い連休明けという方もいらっしゃるかもしれませんね。緊張の糸が緩んで体調なども変わりやすい時期ですので、健康には気を付けてお過ごしいただければと思います。
さて、今回は生活の習慣の変わりやすいこの時期ならではのお話です。
「生活の習慣」という言葉で、ピンときやすいのは、「生活習慣病」でしょうか?
TVなどでよく話題になる、がん、糖尿病、心臓病、高血圧などの全身疾患は、
長い間の生活習慣の積み重ねがいろいろな要素と絡み合っておこる「生活習慣病」です。
でも、生活習慣に起因する病気は、これだけではありません。
あまり知られていませんが、生活習慣に起因する病気はお口のほうにも表れてくるんです。
実は、むし歯や歯周病や歯の喪失にも、食生活やお口の手入れといった「生活習慣」が深く関係しています。
長い間の生活習慣に加齢、遺伝、外部環境などの要因が加わって発症する生活習慣病は、慢性的な病気です。生活習慣を改めることが発病を抑え悪化を防ぎます。

お口の健康を考えたとき、私たちはむし歯や歯周病を気にしがちですが、歯垢(プラーク:細菌のかたまり)にも注意してみてください。
歯垢(プラーク:細菌のかたまり)には細菌や膿が含まれているといわれています。
お口のお手入れをしない場合、実は、この歯垢(プラーク:細菌のかたまり)1mgを毎日飲み込んでいると言われています。
1mgの歯垢の中には約1~2億個の細菌や膿があるといわれているんです…怖いですよね。
近年の研究では、お口の中の細菌が血液や歯周組織から体内に入り込み全身疾患の発病に関係するとも報告されています。
歯や口の健康と生活習慣との関わりを知り、適切な予防指導を受けて歯と口の健康を守りましょう。お口のお手入れについて気になる方は、お気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。
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