口内炎、ほったらかしにしていませんか?

梅雨真っ只中、気温も高くじめじめとした日が続く今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ジメジメとした空気と曇り空のせいか、何となく元気が出なくなってくる気がします。
こんな時にはおいしいものを食べて元気を出したいところですよね。ですが、そのおいしい食事を邪魔するのが口内炎という存在…。
皆さんも口内炎のせいで食事が存分に楽しめないという経験、一度はあるのではないでしょうか。

口内炎とは

今さらご説明するまでもないかもしれませんが、
ほおの内側や歯肉の表面に円形の白い潰瘍(かいよう)ができ、食べたり飲んだりするときにしみてヒリヒリし、時には激しく痛む…これが口内炎です。

口内炎は、疲労ストレス栄養不足睡眠不足などで体の抵抗力が衰えているときに発症します。
この口内炎、素人目には同じように見えても実はいくつか種類があります。治療法は原因によって異なり、歯科医院では塗り薬やレーザーによる治療が行われます。まずは正しい診断が大事です。「たかが口内炎」と放置せず、かかりつけの歯科医院で粘膜の状態を診てもらいましょう。

口内炎の種類

  • アフタ性口内炎
    直径5ミリぐらいの円形の白い潰瘍で、周りは赤く腫れています。1週間ぐらいで治りますが、熱いものや辛いものを食べた時に強く痛むために栄養や水分が不足し、症状が悪化することもあります。
  • カタル性口内炎
    ほおの内側や舌を誤って噛んだところや矯正装置があたったところが、赤くただれて痛みます 。
  • カンジダ性口内炎
    口の中に棲むカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌が原因でできます。入れ歯の下の歯肉が赤くただれて痛むもの、舌全体が白い板状の苔のようなものに覆われるものなど様々な症状があります。

口内炎を予防するには

口内炎を予防するために以下のことに気を付けてみましょう。

  • 口腔内を清潔に
    日頃から歯磨きや舌のおそうじをしましょう。力を入れすぎた歯磨きや舌磨きは、歯肉や唇、舌の粘膜を痛めます。優しくていねいに磨いてください。
  • お口の乾燥を防ぐこと
    疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させます。水分を補ってドライマウスにならないようにしましょう。
  • 生活改善
    ストレスを軽減し、バランスのよい食事をして体の抵抗力を高める生活をしましょう。

いかがでしたか?
口内炎が2週間以上治らない場合などは、そのうち治るだろうと放置せずに歯科医の診断を受けることをおすすめします。気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。

この記事を書いた人
ゲン歯科クリニック

福岡・博多のゲン歯科クリニックです。
当クリニックでは、患者さんとの信頼のキャッチボールを大切に日々治療を行っています。
こちらのブログでは、予防歯科に関する情報をスタッフが不定期で更新しています。

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