曇り空が多い今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今年は梅雨入りが遅かったので、まだまだこの空模様は続きそうですね。
天気が悪いと家にこもってテレビばかり見てしまうのですが、あるテレビ番組で90歳を超える女性とても元気に日々を過ごされている様子が紹介されていました。やはり身体が丈夫だと心も元気というか…心と身体というのは連動しているなぁと感じさせられました。
骨粗しょう症とは
健康な身体を保つには丈夫な骨を保つことが大事な要素の一つかと思いますが、年齢を重ねるにつれ、段々と骨の強度が低下してしまいます。
皆さんもよく「骨粗しょう症」という病名を聞いたことがあるのではないでしょうか。
骨粗しょう症は、骨を作る作用と溶けて失われる作用とのバランスが崩れ、骨の密度が粗くなる病気です。
骨の密度は加齢によって低下し、特に閉経後の女性では女性ホルモンの減少により症状が急速に進行します。およそ1000万人以上いるとされる患者さんですが、男女比は2:8で女性が圧倒的です。近年では高齢な方だけでなく極端なダイエットにより若い世代にも見られるようになっているといわれています。
骨粗しょう症と歯周病
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると全身の骨密度が低下し、顎の骨の密度も低下します。
また、エストロゲンの減少は、歯周ポケットの中の免疫反応や炎症を起こす成分を過剰にし、歯肉の炎症を悪化させることも分かってきています。
閉経を迎えたら、骨粗しょう症や歯周病の悪化に気をつけましょう。
骨粗しょう症の治療前には歯科健診を受けましょう!
骨粗しょう症の治療薬によって、歯科治療後に副作用が現れると報告されています。
骨粗しょう症の治療を受ける前には必ず歯科健診を受け、悪いところを治してから治療を受けてください。
また、すでに骨粗しょう症の治療薬を飲んでいる場合、そのことを歯科医師に必ず伝えましょう。
いかがでしたか?
最近では歯科のレントゲン写真から骨粗しょう症を診断する仕組みが開発されるなど、骨粗しょう症の早期発見に歯科の技術が応用されることもあります。
歯医者での定期的な検診は歯のためだけではなく、健康な身体を保つことにもつながるのではないでしょうか。
歯周病と骨粗しょう症について気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。
コメント