早いもので、もう師走となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
冬は乾燥する季節、お肌だけでなくお口の中の乾燥対策も行うことが大事です。
乾燥対策で、お口のトラブルを防ぎましょう。 以前お口の乾燥対策ということで、ドライマウスの記事を書かせていただいたので、そちらもチェックしてみてくださいね。
さて、今回は歯周病の検査についてお話しようと思います。
よい結果はきちんとした検査から始まります
歯周病の治療を適切に行うには、歯肉や顎の骨などが今どのような状態にあるかを見極めなければなりません。
歯周病の検査は、治療方針を決める上で欠かせない重要な検査なのです。
歯周病の進行状態を調べる検査
■歯周ポケットの測定
プローブ(目盛りのついた探査用の針)で、歯周ポケットの深さを1ヵ所~6ヵ所測定します。先端が丸い器具なので痛くありません。
■歯の動揺度
ピンセットで歯を動かしグラグラの度合いを調べます。
■プラークの付着状況
歯面の歯垢を染め出し、付いているプラーク(歯垢)の量をチェックします。
レントゲン写真を撮ることで、あごの骨の溶け具合がわかります。
肉眼で見た口の中の状態がわかります。
■歯肉からの出血
ポケットを測定する際に出血することがあります。出血は、そこの部分に炎症がある証拠になります。
■歯と歯の間のすき間
■付着歯肉の幅
健康な歯肉は歯にぴったりくっ付いていますが、歯周病が進行すると歯肉は徐々に歯面から剥がれてきます。
再評価が重要!
歯周病の治療では、再評価がとても重要です。治療したところの改善の程度をチェックするために、治療途中で再度検査(再評価)をします。
再評価の結果あまり改善されていないときは、その後の治療内容を見直すことになります。
いかがでしたか?
きちんとした検査を受けることが、歯周病治療を適切に行うための第一歩となります。
歯周病の検査について気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。
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