歯周ポケット内側の炎症部分を除去

歯周病は、その名の通り「歯の周り(歯周組織)の病気」です。歯と歯の境目(歯肉溝)をしっかお掃除できていないと、歯周病の原因となる細菌が蓄積し、炎症を起こしてしまいます。
歯周病が進行すると、炎症によって歯周ポケットが深くなっていき、歯を支える土台である歯槽骨(しそうこつ)がどんどん溶け、最終的には歯が抜け落ちてしまうことも。

歯周病の治療は症状に合わせて色々とありますが、今回は歯周ポケットの内側の炎症を除去する処置についてご紹介しようと思います。

そもそも歯周ポケットとは?

歯周ポケットとは、歯と歯肉の境目(歯肉溝)に炎症が起き、深くなった溝のことをいいます。
健康な歯茎の深さは、0.5~2mm程度で、これより深くなると汚れがたまりやすくなってしまい、
歯周病菌が繁殖してしまうのです。

歯周ポケットの内側の炎症を除去する処置『歯周ポケット掻爬』

スケーリングやルートプレーニングなどの処置をしても、
症状の改善が見られないとき『歯周ポケット掻爬 (そうは)』をすることがあります。

歯周ポケット掻爬とは

歯の根の深いところに付いている歯石や汚れと一緒に、歯周ポケット内側の炎症部分を取り除く外科処置のことです。キュレット型と呼ばれる刃のある特殊なスケーラーを使います。そのため「キュレッタージ」ともいいます。

しっかり歯磨きで後押し

歯周ポケット掻爬の処置後、丁寧にブラッシングを続けていると、歯肉が締まって歯周ポケットは浅くなり、歯周病が改善します。

いかがでしたか?
歯周ポケットや「歯周ポケット掻爬」について気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。

この記事を書いた人
ゲン歯科クリニック

福岡・博多のゲン歯科クリニックです。
当クリニックでは、患者さんとの信頼のキャッチボールを大切に日々治療を行っています。
こちらのブログでは、予防歯科に関する情報をスタッフが不定期で更新しています。

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