歯を抜かざるをえない6つのケース

ひとむかし前と違い最近の歯科治療の傾向として、なるべく歯を抜かない・削らない治療へと変わってきています。
ですが、そういった治療を心がけていても、将来のお口の健康を守るためにどうしても抜歯をしなければならない場合があります。
今回はどういった場合に抜歯を行わなければならないのか、についてお話をしたいと思います。

抜歯するのはこんなとき

  • 残せないほどひどいむし歯
    歯根の先端に病巣(びょうそう)ができ感染が広がる恐れのある歯や、根しか残っておらず歯髄も死んでしまっているような歯。
  • 歯周病が進行し、末期的状態の歯
    歯を支えている骨が溶けるほど歯周病が進行し、周囲の健康な歯や歯肉に炎症が広がる恐れがある歯。
  • 歯にひびが入り修復できない歯
    噛む力に耐えることができず、周囲の歯や歯肉に負担をかけて炎症を起こす原因となる歯。
  • 歯肉に埋まっている歯
    歯肉の中に埋まっている歯(埋伏歯(まいふくし))、ねじれて生えている歯(捻転歯(ねんてんし))。かみ合わせを悪くし、周囲の健康な歯や歯肉に悪い影響を与えます。
  • 生え替わりのジャマをしている乳歯
    乳歯から永久歯への生え替わりがうまくいかないと、永久歯の歯並びが悪くなります。それを防ぐために抜歯します。
  • 矯正治療のため
    歯並びの矯正、顎と歯の大きさが釣合っていない場合、総合的な判断のもと抜く歯を決めます。

いかがでしたか?
いずれも抜歯をするというのは、患者さまご自身の大事な臓器を失うことになります。他の歯だったり、周囲の組織を守るために必要なこととはいえ、気持ちのよいものではないかもしれません。当院では、患者さまご自身に現状を理解していただき、ご納得いただいた上で抜歯を行います。ご自身で感じておられる「なぜ」、「どうして」をぜひ先生や衛生士さんにたずねてみてください。

歯の治療について気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。

この記事を書いた人
ゲン歯科クリニック

福岡・博多のゲン歯科クリニックです。
当クリニックでは、患者さんとの信頼のキャッチボールを大切に日々治療を行っています。
こちらのブログでは、予防歯科に関する情報をスタッフが不定期で更新しています。

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