あなたはむし歯になりやすい?なりにくい?

みなさん、むし歯が発症する原因が、口腔内の条件だけではないことをご存じでしたか?
実は、お口の中の条件と悪い生活習慣が重なったときに発症すると言われているのです。
もちろん、その条件や習慣は個人差によって異なるので、むし歯になる危険度にも個人差があります。

今回は、むし歯になる危険度(カリエスリスク)について知っていただければと思います。

カリエスリスクを判定するには

カリエスリスクの判定には、唾液検査お口の検査生活アンケートの、3つの検査が必要です。

  • 唾液検査
    唾液を採取し、唾液の量と質、唾液緩衝能(中和力)、ミュータンス菌の数、ラクトバチラス菌の数など、むし歯発症の条件と抵抗力を調べます。
  • お口の検査
    プラークの蓄積量、むし歯の経験などを調べます。
  • 生活アンケート
    食事回数や食習慣、フッ素の利用を調べます。

上記3つの結果を総合的に記した結果表が「カリエスリスクレーダーチャート」です。赤い線が外側に行くほどむし歯になる危険度は低く、中心によるほど高くなります。

判定をもとにした予防プログラム

さきほどの「カリエスリスクレーダーチャート」の例では、むし歯菌(ミュータンス菌)の数と唾液の中和力(唾液緩衝能)がハイリスクとなっていることが分かりますね。
予防プログラムは、このリスクが高い部分を低くする方法を考えていきます。

いかがでしたか?
自分の口腔内の状態を知ることはとても大事です。また、カリエスリスクの判定を行うことで、どのような予防をすればよいかが分かってきますね。
カリエスリスクの判定やむし歯予防について気になる方はお気軽にゲン歯科クリニック( TEL:092-471-0110 )までご連絡ください。

この記事を書いた人
ゲン歯科クリニック

福岡・博多のゲン歯科クリニックです。
当クリニックでは、患者さんとの信頼のキャッチボールを大切に日々治療を行っています。
こちらのブログでは、予防歯科に関する情報をスタッフが不定期で更新しています。

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